あの曲って何?その2

学生時代、紀伊国屋ホールで、つかこうへいの演劇「蒲田行進曲」を観ました。
銀ちゃんは加藤健一、ヤスは柄本明、小夏は根岸季衣。みんな若かったです。
ラストは全員正装で、真っ赤なバラを胸に、アリスの「冬の稲妻」にあわせて見事なダンスを披露していました。
かっこよかったなあああ。
その後映画も制作されましたが、この時の配役ではなかったですね。
さて、その芝居のヤマ場、ヤスの階段落ち。柄本明が「銀ちゃん、銀ちゃん」と絶叫しなからの名演でした。
そのシーンに流れるBGMが、耳にこびりついて、ずっと離れることなく私の脳裏にありました。
いつだったか学生の安アパートで、ラジオから流れる音楽に耳を傾けると、なんとなんと、その曲ではありませんか。
曲が終了して、曲名の紹介。それは「スコットランドの女王」という曲でした。その当時この手のピアノだと、
リチャードクレイダーマンが有名だったので、てっきり彼の弾く曲と思い、ことあるごとに調べてみてもわからず仕舞い。
思い込みはいけませんね、この曲、実はフランク・ミルズのものだったのです!!!!
しかも「スコットランドの女王」という邦題ではく、原題はmary,queen of scotsでした。う~ん、微妙。
単純なフレーズの繰り返しのピアノ曲ですが、美しいです。ご興味あればお聴き下さい。(S)

画像・文章・デザインなどの許可なき転写・利用は禁止しております。
copyright © 日本コミュニティワーク株式会社 All Right Reserved.